光を利用した魚類予防疾病技術の開発
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光を利用した魚類予防疾病技術の開発
抗生物質を極力使用しない養殖技術の確立に向けて・・・

光を利用した魚類予防疾病技術の開発 近年、欧米や日本においては、食の安全性に関心が高まってきており、食卓に上る魚がどのような環境で育てられたかを開示できるようにすることが義務化されつつあります。 この傾向は、現在では完全に市民権を得た無農薬野菜や、有機栽培への取り組みと類似しています。

例えば養殖魚として最も生産量の多いブリやカンパチ類の生産現場では、生簀(いけす)内で、早く、大量に成長させる事が重要視されるあまり、魚の疾病に対する対策として多量の抗生物質が使用されてきました。 しかし、今後は消費者のニーズを受けて、抗生物質を極力使用しない養殖技術が必要とされてきています。

私どもはこの大きな問題の解決に向けて、水産関係者はもとより、その他様々な分野の研究者の協力を得て、 光により制御可能な、魚の病原菌の発育を阻止する物質の開発とその利用法を探る研究開発に着手し、多くの知見を得るに至りました。

今後は、そこで得られた知見を現場で活用に移すと同時に、他の同様な問題解決に向けた発展的研究開発を進めてまいります。